近年登場しだしたウィークリーマンションをご紹介いたします。

〜山之不動産〜

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ウィークリーマンション

 一昔前までマンションは部屋を買って住むモノでしたが、現在では様々なニーズに対応してマンションの賃貸化がされるようになりました。しかし最近のマンションの乱立と経済不況のあおりを受け賃貸契約でも入居者が中々入ってこず、維持費も馬鹿にならないためマンションをホテル化して営業をおこなう所がでてきました。基本は通常の賃貸経営と同じですが、契約の更新は文字通り週事におこなうため、滞在日数が判らないような長期出張などの場合は一般のホテルやビジネスホテルに宿泊するよりも金額的コストが安く済む場合が有ります。また部屋の契約の際に通常は敷金や礼金と言ったモノが必要になるのですが、週契約のウィークリーマンションでは敷金や礼金が一切かからない事も最大の魅力です。

実はウィークリーマンションにの経営方法は2種類存在し、前記で書いたようなホテル形式のマンションと通常の賃貸形式で契約するマンションの2つが存在します。最近では殆どが前者のホテル(旅館業法)方式に移行していますが、一部ではウィークリーのような短期賃貸型のマンションで有るにも関わらず通常の入居手続きをおこなう業者も有ります。コノ場合殆どの不動産会社は短期賃貸のため敷金・礼金などの金額は設定されていないため通常の入居手続きより安く簡単に賃貸できるのが魅力ですが入居審査などもおこなわれるため事前に申し込みや部屋の確認をおこなう必要が有ります。このため同じ「ウィークリーマンション」でもホテル営業的なウィークリーマンションなのか通常の賃貸契約型のウィークリーマンションなのか契約前に確認しておいたほうが良いと思います。

ウィークリーマンションの賃貸相場ですが地域や環境によって多少上下するモノの月4万〜16万と幅広く、やはり都内や立地条件の良いウィークリーマンションは高額金額が多いですが、地方や学生が多い地域であれば安価なマンションが見つかると思います。とりあえず数ヶ月ほどの滞在であればウィクリーマンションを利用する方が、ビジネスホテルなどより多少は安く宿泊出来るのではないでしょうか?

「ウィークリーマンション」メリット・デメリット

 近年登場し爆発的に普及して「ウィークリーマンション」はその利便性から今では短期宿泊施設に代わる賃貸方法として定着しつつあります。ウィークリーマンションが短期間にここまで普及したしたのはなぜなのでしょうか?最近では殆どのウィークリーマンションはホテル型の賃貸方法のため生活に必要な「テレビ」「冷蔵」「洗濯機」「電子レンジ」といった家電製品を買い揃える必要は無くすぐに生活を始められる所に有ります。また通常は入居の際に必要となる身元保証人や証明書もウィークリーマンションでは必要なく、当然ホテル業が元の賃貸契約なので敷金・礼金と言った無駄な金額も発生しません。住所もウィークリーマンション宛・部屋番号で判りやすいため、住所変更を行なわなくても郵便物や小包などの受け取りも出来ます。

 ウィークリーマンションのデメリットは通常のマンションを使ったホテル業の形態を取っているため、外見からでは宿泊施設としての判断が出来ないのが特徴(同じマンションでホテル業と賃貸業で貸し出しを行なっている不動産会社もあるため)です。そのためマンションで生活している人とマンションに短期宿泊している人で生活意識に格差が生じ地元の人たちに溶け込めない事も有る。またウィークリーマンションの経営方法がホテル業を基礎としているため、マンションに誰が住んでいるのか判りにくくマンション内でのコミュニケーションや人間関係が希薄になるのも問題です。

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